2011年11月28日

バリ撮影 太一×ケンタロウ★男子ごはん in BALI まもなく放送!!

TOKIOの国分太一くんと料理家のケンタロウさんの『男子ごはん』の
(毎週日曜日午前11時25分~11時55分テレビ東京にて放送中)
バリ・ロケのお手伝いをさせていただきました。

いつものスタジオを飛び出したお二人は、
バリでインドネシア料理とオリジナルバティック作りに挑戦!
その模様が2週にわたりテレビ東京系列で放送されます。

   12月 4日(日) インドネシア料理と文化を紹介!!
   12月11日(日) バリ島で家庭の味「ナシゴレン」を学ぶ!!

   ※系列各放送局での放送時間はこちら↓

ぜひご覧下さ~い★


2011年11月17日

バリ エステ 『ガロ・スパ』(クタ)


ガレリア免税店から空港に向かってすぐの『ガロ・スパ』。
バイパス通り沿いにあるのに、一歩中に入ればオリエンタルな別世界…
インドのアユルヴェダによる”シロダーラ”も人気です。


スパ・パッケージ
★ネイチャーインスピレーション:2時間US$65
   ・アロマティックフットバス
   ・ボディウォッシュ
   ・バリニーズマッサージ
   ・ボディスクラブ
   ・トロピカルフルーツボディポリッシュ
   ・アロマティックフラワーバス
   ・ボディローション

★スイートドリーム:3時間US$87
   ・ボディスチーム
   ・アロマティックフットバス
   ・ボディウォッシュ
   ・フェイシャルまたはヘアクリームバス
   ・バリニーズマッサージ
   ・ボディスクラブ
   ・トロピカルフルーツボディポリッシュ
   ・アロマティックフラワーバス
   ・ボディローション

★ムーンライト:4時間US$120
   ・ボディスチーム
   ・アロマティックフットバス
   ・ボディウォッシュ
   ・ヘアクリームバス
   ・バリニーズマッサージ
   ・ボディスクラブ
   ・フェイシャル
   ・トロピカルフルーツボディポリッシュ
   ・アロマティックフラワーバス
   ・ボディローション
   ・ランチまたはディナー


サロントリートメント
★フェイシャル:1時間US$35

★マニキュアまたはペディキュア:1時間US$35

★ヘアクリームバス:1時間US$35
   天然素材から抽出したジェル・オイル使用により、
   頭皮、こめかみ、髪の毛、首筋、肩へとトリートメント、
   血行回復や眼および精神疲労を排除。

★シロダーラ:1時間US$45
   本家インドのヒンドゥ教の伝統的な医療法でもある
   アユルヴェダ・トリートメントをもとに独自にアレンジした
   究極ヒーリング技法。
   脳に直接刺激を与えることにより、血管・リンパなどの
   体のバランスを整えながら自然治癒力を高め、
   精神的ストレスや頭痛、疲れ、不眠症などを解消。
   

セラピューティックマッサージ
★コンビネーションマッサージ:2時間US$60
★アロマテラピーマッサージ:1.5時間US$43
★トラディッショナルマッサージ:1時間US$35
★フットマッサージ:1時間US$35
★リフレクソロジー:75分US$35
★指圧マッサージ:1時間US$35


ハーバルトリートメントジャムゥスパ
★オリエンタルハーバルマッサージ:2時間US$70
  ・コンビネーションジャムゥマッサージ(蒸した混合スパイス使用)
  ・ハーバルバス
  ・ジャムゥドリンク(疲労回復)

★パーフェクトスリミングマッサージ:3時間US$95
  ・ボディスチーム
  ・火山泥のボディスクラブ(セルロイド排除)
  ・ハーバルスリミングマッサージ(蒸した混合スパイス使用)
  ・ジャムゥドリンク(脂肪を分解し腐敗物を排除)

2011年10月13日

バリ生活 強い地震~地震に慣れてないバリの人たち

今日11時16分(日本時間12時16分)頃、洗面台を洗おうと重曹をふりかけていた時、揺れが来た。
一度すぐに止まりかけたけど、また揺れはじめ、思わず裸足のまま外に飛び出した。
うちの裏手にある小学校でも子供たちが外で、空き缶やら竹筒などをトントン鳴らして大騒ぎ…
あとで聞いたのだけど、災害を知らせる習慣なんだとか。
バリに来てからこんなに強く長い揺れは初めてだと思う、怖かった…
島の南東沖を震源とするマグニチュード6.8の地震。
めったに地震のない島だったけど、最近その辺を震源とする地震が時々ある。

ワヤンは、仕事に出かけていて、ウブドにいる頃かなと思っていたけど、電話がかかってきて、デンパサール市場にいるとのことだった。
デンパサール市場はバリの台所と言われる中央市場、ここより震源に近いからもっと揺れたに違いない…市場内、すんごいパニックだったと言う。
駐車場にいたワヤンいわく、アリのように人が建物から飛び出してきたらしい。
幸いにして大きな被害は出なかったよう。

子供たちはウブドの学校で勉強中のこと、地震発生から1時間半ほど経った頃、迎えに来るようにと学校から連絡が入る…地震直後からパニックになった親が、随時迎えに来ていたらしい。

息子は今年小4になって2階の教室になっていたので、これまた皆(先生も!!)かなりパニックになって、普段から譲り合い精神のない『我先に』『行ったもん勝ち』のバリ人、出口に殺到したらしい。
一番後ろにいたわが息子の腕が、壁と扉にはさまってしまったらしく、扉にすれた痕をいくつもつけて帰ってきた、本人はいたって元気なのだけど、見た目がちょっと痛々しくてかわいそう。
役所や警察が被害状況をチェックしにまわって来たらしく、息子のケガの写真を撮っていったようなので、もしかしたら負傷者の一人に入っちゃうかもねと苦笑…

小2の娘はママと寝たいなぁ、また地震来たら怖いなぁと言いながら寝床に…

そんな大騒ぎした私たち、夕方の余震(M5.6)の方はまーったく知りませんでした。

2011年9月3日

バリ生活 唐辛子を植える

昨日、裏の庭に唐辛子を植えてみました。
以前は、ゴミは全部収集場に持って行っていたけど(有料2000ルピア)、ただ放置するだけのところだったので、ゴミをなるべく減らそうと、紙のゴミは枯れ葉などとともに燃やし、生ゴミは裏の庭に穴を掘って捨てるようにしていたのがいい具合に堆肥になっていたので、土と混ぜました。
うまく育つといいなぁ。

2011年8月26日

バリホテル バロンリゾート&スパ(ウブド)


ウブドのメイン・ストリート”ジャラン・モンキーフォレスト”にいるのを忘れるくらいの静けさ。

←メインロビーへ

              












品良いアンティーク・インテリア


ゲストへの心遣いもVery Good!!















朝食はこのボリューム!!

パン、卵料理、フルーツなど
各々数種類から選びます。
















リピーターさんが多いのが、
このホテルの居心地の良さを物語っています。
website:www.barong-resort.com



2011年8月11日

バリ観光 18日はウブドで大きな大きなお葬式『ガベン』

8月18日(来週の木曜日)にウブドで大きな大きなお葬式があります。
ウブドの王族の火葬式で、すでに準備が始まっていて、火葬する時に遺体を入れるルンブ(牛をかたどった物)は超大きくて、遺体を入れて運ぶバデ(おみこしのようなもの)は高さがありすぎて、二つに分けて作られているそうです(前代未聞!!)。
場所はウブド王宮横から出発、ウブド・ラヤ通りを東へプラ・ダラムまで、時間はだいたいお昼頃、だんじりのごとく大勢で練り歩きます。
昼前からはウブド・ラヤ通りは通行止め、電気も止められます(電線を持ち上げながらおみこしを担ぐため)。
周辺道路は見物人の駐車・駐輪場と化し大渋滞が予想されます、ご注意下さい。

2011年8月7日

バリ観光 本日のツアー2 北西から西へ。

バリ島北西部から西まわりでウブドまで移動しながらのツアーでした。

ミンピ・リゾート・ムンジャンガンで11時にピックアップしてから、初めに立ち寄ったのは西部国立公園内に建つムンジャンガンタワー、すべて自然の素材でできています。








最上階(4階)からの眺め、最高~!!
手つかずの大自然に囲まれて匂いも南部とは全く違います。









そこからジャワ島へのフェリーが出ているギリマヌクを通り過ぎ、その次は、通りかかるヒンドゥ教徒が必ず足を止めてお祈りをするランブッ・シウィ寺院(Pura Rambut Siwi)。









そして遅めのランチは、ヌガラとタバナンの間くらいの海沿いのレストラン『Nyiur Indah』で。












豆腐とテンペと卵のトマト・サンバルがけ、すべてのお料理についてくる大根と茄子のスープ。大根を出すお店はめずらしい~っ、スーパーで大根買う時もどうやって料理するんですかって訊かれるくらいマイナーな食材なのに、日本食レストラン以外で初めてお目にかかりました。





カニもまるごと、食べるとこは少ないけど味はGood!!                                                                             










この後タナロット寺院に寄って、夕方6時半からプラザ・バリであるジェゴグ演奏を観る予定で向かったのですが、チャングーで渋滞に遭い、あきらめてまっすぐウブドへ、夜8時頃着、お疲れさまでした~

2011年7月10日

バリ生活 イベント『Stop! Global Warming』でチャリンコ族終結!! 

インドネシア赤十字社バリ・ギャニャール支部の主催で、自転車推進イベントがあり、ワヤンが参加してきました。


朝もまだ空けきらぬうちから集合、下は7歳から上は70歳くらいのおじいちゃんまで約数百人、午前7時半ようやくスタート、約10㎞のコースを走ります。


完走者の中から抽選会があり、1等賞品は冷蔵庫だったそうです。


バリも今、自転車ブーム。エコ面からではなく健康面から乗る人が増えてるような感じです。


エコについてバリの人々はまだまだ無関心、特にゴミ問題は深刻です。




と言うのも、もともと食べ物はバナナや椰子の葉っぱでくるんでいて、くずはその場に捨てておいて、夕方に落ち葉などと一緒に掃いて燃やす習慣があります。


それが今になっても同じで、ビニル袋などもどこでも捨ててしまいます。


なので、夕方は煙とともに鼻がひんまがりそうな異臭があちこちから漂ってくるし、燃やされずに溝なんかにたまった物はスコール雨でたちまち洪水の原因に。


こんな世界有数の観光地なのに、ゴミがあふれている風景にがっかりするというのをよく耳にします。


そんな中、ゴミは道に捨てると洪水になるのでやめましょう、みたいなことをテレビで呼びかけたりするようになり、公共の場でも小さいけれど分別ゴミ箱を目にするようになりました。


反応はまだまだのようですが、初めの一歩だと思います。


今回のようにエコを訴える団体も増えています。


私も7年ぶりの日本で3週間毎日自転車で過ごしていたので、バリでも何とかできないか考えていたところ…ただ、ウブドもそうですが、うちの辺りも坂だらけ、自転車乗るには気合がいりそうだけど実現してみたいなぁと思う今日この頃です。

2011年6月27日

バリ文化 我が村最大のお祭り11日目(最終日):ゴア・ラワ寺院へ、そのあと夜中まで…

大きなお祭りの最後は必ず海沿いのお寺に行きます。
今回は観光地でも有名な『ゴア・ラワ寺院』、”ゴア”は洞窟、”ラワ”はコウモリ。
上写真の右側奥に見える洞窟に無数のコウモリがぶら下がっています。





すぐ目の前が海なので、帰り際子供たちは砂遊び。









そして、儀式は夜中12時にクライマックス。

今回特別に作られたお供え物を、お坊さんがナイフを入れた後、土に埋めるのです。
前もって掘られた穴は大人の背丈ほどある深いもの。







そこに15人がかりくらいでロープを使ってゆっくり降ろしていきました。











たぶんもう二度と見ることはできない貴重な儀式でした。










そして、掘り出した土をまた上からかける、これが一番大変な作業のようでした。









2011年6月26日

バリ文化 我が村最大のお祭り10日目:聖水の作り方

初めて知った『聖水』(=ティルタ)を作るということ。
今までずーっと、『聖水』とは聖なる場所に湧く水にマントラを唱えて聖なる花を浮かべていい香りの水だと、漠然とそう思っていたのです。
聖水は、お祈りにかかせないもので、お祈りの前に清めのために頭と手にふりかけてもらい、お祈りの後もふりかけたり飲んだりするのですが…時々薄茶色になってる時もあって、正直なところ浮かべてる花が傷んでるのかなとも思っていたのですが、全然違ったのです。
なんと、すごい手間暇かけて香りのいい物を燻してつけた匂いと色だったのです。
それを今回初めて見て、そんなに手が込んでるとは本当に全く思ってなかたので、ただただびっくり、目が釘付けになっている私、手伝うことになってしまったのです。


下準備


①ミニャン・マドゥ(右下:甘い香りの石)、オンデム(左下:貝殻のようなもの)、スタンギ(左上:木の皮)、トゥラン・ミミ(右上:魚の骨)を小さく砕く





②白砂糖と①を混ぜる





                                                                                 
作り方
①やしの実の殻で炭を作り、その上にジャックフルーツ(インドネシア名:ナンカ)を小さく裂いて載せ、仰いで火を熾し炭を赤くする。






②下準備した白砂糖をスプーン1杯ほど振り入れると、火がつく。











③そこに素焼きの鉢をかぶせ底があったまるまで内側を燻す。








④燻したばかりの鉢に聖水を移し入れ、これを二つの鉢で10回くらい繰り返し、最後は布で漉してできあがり。





こんなに手間をかけて作った聖水、翌日のお祈りのあと子供たちに『ママが作ったティルタやで』と自慢しながらいただき、すごくありがたく味わいました。

2011年6月25日

バリ文化 我が村最大のお祭り9日目:ブサキ寺院へ

村人いっぱい、トラック3台(荷台に立って乗るのだ!!)と車10台くらいに分乗、ガムラン隊もトラックの荷台で演奏しながら、バリ・ヒンドゥ教寺院総本山の『ブサキ寺院』へ行き、舞踊も奉納、皆でお祈りしました。
ブサキ寺院は、バリの最高峰『アグン山』(3142m)の中腹にあるので、見晴らしはもちろんのこと、天気がよければお寺のバックに山頂を望むことができ、最高の景色なのでいつもそれを楽しみに行くのですが…残念ながら今回は雲に覆われたままだったけど、やっぱりブサキ寺院は気持ちいいところです。

2011年6月23日

バリ文化 我が村最大のお祭り8日目:お供え物大行列

村の南にあるお寺から北の方にあるお寺に大行列しました。普通なら歩いて10分ほどの距離のところを20分以上かかりました。



この儀式専用のゴンベリ隊はウブドから来て下さいました。












お坊さんも列を作ります。










バビグリン(豚の丸焼き)はお祭り料理の象徴。











同じお菓子をたっくさんのせるお供え物も。










鶏1羽+果物+お菓子、全部で5~6kgはあるかと思う頭上のお供え物、皆は片手を添えるくらいなのに、私は両手でわしづかみ…しびれました。 まだまだバリ嫁修行中…


2011年6月22日

バリ撮影 『知っとこ』世界の朝ごはん

6月25日(土)朝7:30~TBS系列で放送の『知っとこ』”世界の朝ごはん”のコーナーでバリ島が紹介されます。
ぜひご覧下さい!!

※2009年9月26日放送のバリ島”朝ごはん”レシピ紹介
www.mbs.jp/shittoko/
 アヤム・サンバル・ムンタ(鶏肉の生チリソース和え)
 ガドガド(茹で野菜のピーナッツソースがけ)
 ピサン・ゴレン(バナナのてんぷら)

2011年6月20日

バリ文化 我が村最大のお祭り6日目:村周辺を大行進

すんごい歩いた、たぶん2時間弱くらい…

今回のお祭りは村とその周辺の平穏も祈るとされているので、お祓いの目的で村の隅々まで歩いたあと、村の入り口をぐるっとまわりました。

ガムラン隊もずっと音楽を奏でながら、写真(下)のようなお菓子や、食べ物でできたバロン(獅子舞)などもお供え物として担ぎ、最後に写真(上)の丘を越えるのですが、普通に歩いててもきつい坂だったので、担ぎ手はさぞかしヘロヘロだろうと思いきや…

ワヤンも神輿のようなものを担いでいたのだけど、こんな儀式は初めての経験だったので、感動してウルウルしてたのだそう…

2011年6月15日

バリ文化 我が村最大のお祭り始まる


2月から準備をしていた我が村最大の100年に一度のお祭り『KARYA AGUNG MAMUNGKAH MUPUK PEDAGINGAN PENEDUH JAGAT, PENYEGJEG JAGAT NGUSABA DESA, NGUSABA NINI, RING PURA PUSEH, PURA DESA, DESA PEKRAMAN BUKIT BATU』がいよいよ始まりました。
お寺の改築と、地球そして村とその周辺の平和を祈る儀式だそうです。
境内には見たことのないお供え物が所狭しと並んでいて(写真大:バロンとよばれるこの獅子舞は全て稲や果物等の食べ物で作られている)、封鎖された道路まで人があふれました(写真小)。
これから11日間いろんな儀式が続くそうです。

ところで、バリのお祭りでは無事に終わるように、前もって悪霊にお供えをする儀式が必ずあります。
昨日もあって、生け贄にした牛のお肉を皆少しずつおすそわけしてもらったのですが…
普段バリのスーパーで売られてる牛肉はすごく臭いので覚悟していたら、全く臭わなくてびっくり、新鮮だとこうなんや…と思い知らされました。
『焼肉のたれ』でいただきました、文句なしに美味しかったです、ごちそうさまでした。

2011年6月10日

7年ぶりの帰国

父親危篤の知らせを受けたのは、今月15日に控えた100年に一度の大きなお祭りの準備でお寺に詰めていた時のこと、泣き出した私をあわてて家につれて帰るワヤン…お寺では感情を荒げてはいけないのでした。

奇跡の知らせがあって3日後、やはり回復が思わしくないということになり、即帰国を決め、出国手続(今のビザを有効にするためリエントリーの手続する必要がある)に丸1日を要し、5日後にバリを経つことになりました。 その頃、医師からあと24~36時間と二度目の余命が告げられていたことを知る由もなく…

帰国は7年ぶり、なのに何の心構えもなく、普段斜めがけにして持ち歩いてるバッグにパスポートを突っ込んで、普段バイクに乗る時専用のなんちゃってcrocsシューズをはき、いきなり飛行機に乗ることになったせいか、初海外旅行に出かける人のような緊張感、空港内も変わっててオロオロ…しかもガルーダ航空は3時間近くも遅れ、朝到着予定がお昼を過ぎることになり病院に直行することに…
奈良で空港バスを降りた私、何か様子が違う…すんごいフワフワして地に足がつかないと言うのか、どっぷりバリの生活に浸かっていた私は異国人オーラを放ちまくってるような、自分がとてもまわりから浮いてるような気がして、気恥ずかしいような妙な感覚。
急なことだったし地元の友達にも知らせていなかったので、もし誰かに会っても私がいるはずがないわけで『純に似た東南アジア人』としか思わへんやろうなぁとか、最寄り駅までの電車の中でそんなことばかり考えていました。

父の意識は戻っていないのですが、どんな病人でも耳だけは聞こえてるらしいって友達から聞いていたので、病院に着いたらすぐ話かけてみました、7年ぶりの再会です。
そしたら、見えてないけど瞼を開けて、口をモゴモゴさせ、涙がポロリと落ちたのです、あぁやっぱり聞こえてる!!と信じて、亡くなるまでの18日間毎日話しかけていました。

子供たちは学年末(インドネシアは7月から新学期)で進級テスト(小学校から落第がある!!)が間近だったこともあり、ワヤンとともにバリに残っていました。 そのテストが急遽翌週に決まったので、その週末に一度バリに戻ろうかと、母が父にその旨を伝えた2日後父は静かに息を引き取りました。 父を送った後すぐにバリに戻り、7年ぶりの日本は家と病院の往復で終わりました。

どこにも行けず、誰にも会えずだったけど、日本の家族と一緒に過ごした3週間はとてもあたたかな時間で、父がくれたプレゼントだと思って、今も心の支えです。

ありがとう、お父さん。

2011年4月24日

奇跡の知らせ

こんな遠くに嫁いで来て、一番恐れていた日が来た、親の危篤の知らせ…
父の呼吸が止まり、脳死も確認され、心臓だけは強く動いているけれど、
あと3時間ほどです、と医師から余命宣告があったと母からの電話。
号泣…後悔…そして覚悟を決め3時間が経過、
かかってきた電話はなんと、父が自発呼吸を始め、脳CTも改善、もち直した、
という奇跡の知らせだった。

神様ありがとう。
お父さんありがとう。

2011年4月11日

東日本大震災から1ヶ月…

1ヶ月経った今も余震におびやかされ、原発も危険レベルが上がる一方で、先が見えないこの状況に、被災地の方々の苦しみは計り知れません。どうかこれ以上悲しみが深くならないように、どうか気力を失わないで、1日も早く、復興に向けての希望の光りが射すことを祈り続けています。

2011年3月6日

バリ文化 昨日は何もかも止まるお正月『ニュピ』

神様がこの1年のことを瞑想するのを邪魔してはいけないということで、火を使ってはいけない(料理できない)、電気もつけてはいけない(夜は真っ暗)、外出禁止(観光客も例外ではない)、車・バイクはもちろん飛行機も飛んでいないバリの静寂な1日『ニュピ』、今年は3月5日でした。
1週間前、うちのホームページを手がけてもらっている山羊山さんが、この組立式天体望遠鏡をおみやげに、6年ぶりにその間生まれた2人の山羊山ジュニアを連れて遊びに来てくれたのです。
昨年のニュピの夜、星空を見上げながら子供たちは寝てしまったことを思い出し、よぉし今年のニュピはこれで南十字星を見るぞー、と意気込んで昼間のうちにテラスに望遠鏡をセット、ピントを合わす練習もし、後は暗くなるのを待つばかり…
がしかし…やはり雨季、夕方から雨が降り出し、夜も星1つ出なくてがっかりして寝床についたのでありました。
バリ独特の暦で毎年ニュピの日は変わりますが、新月の翌日であることには変わりないので、今は星を、満月が近づいてきたら月を見るのを楽しみに、夜空を見上げるのが日課になりそうです。

2011年2月3日

バリ生活 迷子のアヒルたち?!

グワッグワッグワッグワッグワッグワッグワッ…

田んぼの虫を食べるお仕事を終えたアヒルの群れが、夕方になると家の前を横切るんだけど、この日はグワッグワッグワッの声が横切らずにだんだん大きくなってきた。

飛び出して見ると、やっぱりうちに迷い込んで来てて思わず吹き出してしまった。

飼い主のおばあちゃんも追っかけてきて苦笑い。

おばあちゃんの手に握られた棒の先のビニル袋を親だと思ってるアヒルたち、やっとお母さんを見つけて1羽残らず帰ってゆきました。

注:写真はうちの門を出て行くところ、ちゃんと順番待ちしているのが何とも微笑ましい…

2011年1月21日

バリ撮影 BS12(Twellv トゥエルビ)グローバル・ビジョン『世界の伝統舞踊』まもなく放送!!

”似ているからウレシイ。
 違うからタノシイ。”
毎回いろんなテーマごとに世界3ヶ国を紹介するグローバル・ビジョン。

昨年10月の放送では『育児』がテーマでしたが、今度のテーマは『伝統舞踊』。
バリ舞踊と言えばウブド。
ウブドで毎週水曜日に定期公演しているジェゴグ・グループ”YOWANA SWARA”の小学5年生の踊り子の初舞台ドキュメンタリーです。

ぜひご覧下さい!!

vol.100 「世界の伝統舞踊」 "Traditional Dance"
(本放送) 2011年1月30日(日)21:00~21:54
(再放送)      2月 2日(水)27:00~27:54
           2月 5日(土)16:00~16:54
           2月 6日(日)21:00~21:54
           2月 9日(水)27:00~27:54
           2月12日(土)16:00~16:54

2011年1月1日

バリ 雨の年明け+バリ・カレンダー2011 今年は我が村最大のお祭りがあるぞーっ!!

あけましておめでとうございます。

昨夜(大晦日)から激しい雷雨、今朝はどんよりで初日の出を見ることもできず、昼間はずっと雨、夕方には上がったのですが、めずらしく家の前に霧がたちこめました。
昨年はすごく蒸し暑かったので今年はもっとかも…と覚悟してたのですが、12月頃からよく雨が降り涼しいです。
ここんとこ夜から明け方にかけては乾季の時より肌寒いという…普通乾季の方が涼しくて、特に7~8月は肌寒くて家では長袖長ズボンに靴下という格好だったのに、昨年もそんな格好をする日が1日もないまま雨季に戻ってしまった感じで、一昨年くらいからやっぱりバリも異常気象じゃないかと思ってます。

ところで、今年我が村では最大のお祭りがあります。
村には5つお寺があって、十数年前から順番に100年に一度のお祭りをしてきていて、今年は最後の5つめのお寺『プラ・プサ』でこれまでより大きなお祭りになるらしいです。
そんでもって、このお寺はうちの担当のお寺でもあり、お祭り前の1ヶ月はまた準備に明け暮れるバリ嫁修行の日々がやってきます…(^_^;)

2011年のバリ・カレンダーです(※は我が村のお祭り)。
2月 1日 プラ・ブキッ・バトゥ※ 
3月 5日 ニュピ
4月23日 サラスワティ
4月27日 パグルウェシ
5月 7日 プラ・ブキッ・トゥガ※
6月15日 プラ・プサ※大きなお祭り
6月21日 プラ・ダラム※
7月 6日 ガルンガン
7月16日 クニンガン
7月26日 プラ・バトゥアン※
8月30日 プラ・ブキッ・バトゥ※
11月19日 サラスワティ
11月23日 パグルウェシ
12月 3日 プラ・ブキッ・トゥガ※

今年もよろしくお願いいたします。