2011年3月6日

バリ文化 昨日は何もかも止まるお正月『ニュピ』

神様がこの1年のことを瞑想するのを邪魔してはいけないということで、火を使ってはいけない(料理できない)、電気もつけてはいけない(夜は真っ暗)、外出禁止(観光客も例外ではない)、車・バイクはもちろん飛行機も飛んでいないバリの静寂な1日『ニュピ』、今年は3月5日でした。
1週間前、うちのホームページを手がけてもらっている山羊山さんが、この組立式天体望遠鏡をおみやげに、6年ぶりにその間生まれた2人の山羊山ジュニアを連れて遊びに来てくれたのです。
昨年のニュピの夜、星空を見上げながら子供たちは寝てしまったことを思い出し、よぉし今年のニュピはこれで南十字星を見るぞー、と意気込んで昼間のうちにテラスに望遠鏡をセット、ピントを合わす練習もし、後は暗くなるのを待つばかり…
がしかし…やはり雨季、夕方から雨が降り出し、夜も星1つ出なくてがっかりして寝床についたのでありました。
バリ独特の暦で毎年ニュピの日は変わりますが、新月の翌日であることには変わりないので、今は星を、満月が近づいてきたら月を見るのを楽しみに、夜空を見上げるのが日課になりそうです。