2015年12月18日
バリ生活 なんて可愛い花でしょう…♪
ワヤンが2年くらい前にどっかのホテルから持って帰ってきて植えたのが、初めて咲きました。
なんて可愛い色合いでしょう…花は下の黄色いの、名前はわかりません。
4年に一度咲くと聞いてるらしいのだけど真実は…?
2015年12月7日
バリ生活 ココナッツオイル作り体験♪
日本でも大流行だそうなココナッツオイル、うちの村人たちは昔から手作りでした。
でもとっても手間も時間もかかるものだし、今は独特の匂いもないサラダ油(パーム油)をこっちの人も好んで使うようになり、こういう光景はほとんど見れなくなりました。
一昔前、ワヤンのお母さんがまだ健在の頃は、頭にプラスティック袋をかぶって(何故だかは不明^^)ほぼ1日かけて10個くらいの椰子の実から、ボトル3本くらいのココナッツオイルを抽出していたのをよく覚えています。
あぁ~ちゃんと教わっておけばよかった…と思うことが今ではいっぱいあります;
今は頼むと作ってくれる義妹に、今回ワークショップをお願いして、近所に住む日本人友達夫婦と一緒に教わりました。
まず、もう茶色く乾いた椰子の実を用意して、外側のぶ厚い殻に、ナタで縦に切込み外していきます。
これがけっこうな力仕事、儀式ごとのお供え物にもこの状態の椰子の実(もうちょっと表面をきれいに削ったもの)をたくさん使うのだけど、決まって男子の仕事です。
それを割ると中にココナッツジュースがあって、後で使うのでボウルにとっておきます。
この白い実(もっと若い時のはゼリー状でいわゆるナタデココ、スプーンですくって食べる)の外側に、もう一層薄い固い殻がついています。
その固い殻を鉄のヘラで外していきます。これもコツのいる仕事で、慣れないと実が少しづつしか外れず、後で削るのがとっても大変なことになります。
茶色い薄皮がついてますが、そのまま削ります。
今は村に削る機械を持ってる人がいるので、3個分はそこで削ってもらいましたが…
1個は手作業でやってみようということで、大変なので皆で交代しましたが、見かねた義妹が、ここで時間をかけない方がいいと言って、結局ほとんど一人であっという間に削ってしまいました;
熱すぎないお湯を少しづつかけて、初めにとっておいたジュースも足して…
ココナッツミルクを絞り出していきます。
3回くらいお湯を変えて絞ります。
絞り出したココナッツミルクを強火でガンガン煮ていきます。
途中ふきこぼれそうになっても強火のままで、このココナッツのお椀で大きく混ぜて沈ませながら、約30分ほど煮ると上にオイルが浮き上がってきます。
火を止めてそのまま冷ましてから、水少々を振りかけて、浮き上がっている油部分をすくいとって…
ふぅーふぅーと吹き落して油分を集めます。
集めた油分をフライパンでまた強火で煮詰めます。ここでしっかり時間をかけると日持ちするのだそうです。
所要時間は約3時間、義妹が手際よくやったからこの時間だけど、自分たちでやるとほぼ1日かかりそう^^;
椰子の実4個からとれたオイルはたったの300ccほど…椰子の実によってどのくらいのオイルが採れるかは作ってみないとわからないらしいですが、本当に貴重です。
そして…フライパンの底に焦げ付いたミルクのカスがまた香ばしくて美味しく、ドーナツに入れて食べ…
オイルをとった残りのミルクは布で濾すととうふのようなカスがとれるので、それに香辛料を入れて近所で採った葉っぱを入れて、ぺぺス(バナナの葉の蒸し焼き)を義妹に作ってもらいました、私の大好物”ぺぺス・ルンギース”です、美味~。
自分たちで作ったオイルは本当に本当に美味しくて、プロセスの大変さも知り、もったいなくてしばらくは食べられませんでした。
でも傷むとよけいにもったいないので思い直して、大事に大事にいただきました。
ありがたさを身にしみて感じ、心から感謝、感謝です♪
でもとっても手間も時間もかかるものだし、今は独特の匂いもないサラダ油(パーム油)をこっちの人も好んで使うようになり、こういう光景はほとんど見れなくなりました。
一昔前、ワヤンのお母さんがまだ健在の頃は、頭にプラスティック袋をかぶって(何故だかは不明^^)ほぼ1日かけて10個くらいの椰子の実から、ボトル3本くらいのココナッツオイルを抽出していたのをよく覚えています。
あぁ~ちゃんと教わっておけばよかった…と思うことが今ではいっぱいあります;
今は頼むと作ってくれる義妹に、今回ワークショップをお願いして、近所に住む日本人友達夫婦と一緒に教わりました。
右側の姪っ子が持っているのが 剥ぎ取ったぶ厚い殻、 燃料や、たわし代りに使えます。 |
まず、もう茶色く乾いた椰子の実を用意して、外側のぶ厚い殻に、ナタで縦に切込み外していきます。
これがけっこうな力仕事、儀式ごとのお供え物にもこの状態の椰子の実(もうちょっと表面をきれいに削ったもの)をたくさん使うのだけど、決まって男子の仕事です。
もっと若い緑の椰子の実だと 美味しく飲めます。 |
それを割ると中にココナッツジュースがあって、後で使うのでボウルにとっておきます。
よくアジアン雑貨で見かける、 ココナッツのお椀やスプーンになるのが、 この薄くて固い殻です。 |
この白い実(もっと若い時のはゼリー状でいわゆるナタデココ、スプーンですくって食べる)の外側に、もう一層薄い固い殻がついています。
気をつけて… |
その固い殻を鉄のヘラで外していきます。これもコツのいる仕事で、慣れないと実が少しづつしか外れず、後で削るのがとっても大変なことになります。
義妹がやると、こんなふうに 実が大きく外れました。 |
茶色い薄皮がついてますが、そのまま削ります。
今は村に削る機械を持ってる人がいるので、3個分はそこで削ってもらいましたが…
私たちの出番なし; |
1個は手作業でやってみようということで、大変なので皆で交代しましたが、見かねた義妹が、ここで時間をかけない方がいいと言って、結局ほとんど一人であっという間に削ってしまいました;
椰子の実4個分で、 この量のココナッツフレーク |
熱すぎないお湯を少しづつかけて、初めにとっておいたジュースも足して…
一番絞りのココナッツミルクの 甘くて美味しいこと… たまりましぇ~ん; |
3回くらいお湯を変えて絞ります。
何度もふきこぼれそうになるけど、 びびらず強火で。 お玉では沈まらない、 この大きなお椀だからこそ。 |
絞り出したココナッツミルクを強火でガンガン煮ていきます。
途中ふきこぼれそうになっても強火のままで、このココナッツのお椀で大きく混ぜて沈ませながら、約30分ほど煮ると上にオイルが浮き上がってきます。
中に入ってるバナナの葉は 浮き上がった油を見えやすくするため |
火を止めてそのまま冷ましてから、水少々を振りかけて、浮き上がっている油部分をすくいとって…
熱い食べ物を冷ます時みたいに ふぅーふぅーと息を吹き付けて 油の部分を落とします |
ふぅーふぅーと吹き落して油分を集めます。
集めた油分をフライパンでまた強火で煮詰めます。ここでしっかり時間をかけると日持ちするのだそうです。
所要時間は約3時間、義妹が手際よくやったからこの時間だけど、自分たちでやるとほぼ1日かかりそう^^;
椰子の実4個からとれたオイルはたったの300ccほど…椰子の実によってどのくらいのオイルが採れるかは作ってみないとわからないらしいですが、本当に貴重です。
そして…フライパンの底に焦げ付いたミルクのカスがまた香ばしくて美味しく、ドーナツに入れて食べ…
ぺぺス・ルンギースを作ってもらう |
オイルをとった残りのミルクは布で濾すととうふのようなカスがとれるので、それに香辛料を入れて近所で採った葉っぱを入れて、ぺぺス(バナナの葉の蒸し焼き)を義妹に作ってもらいました、私の大好物”ぺぺス・ルンギース”です、美味~。
自分たちで作ったオイルは本当に本当に美味しくて、プロセスの大変さも知り、もったいなくてしばらくは食べられませんでした。
でも傷むとよけいにもったいないので思い直して、大事に大事にいただきました。
ありがたさを身にしみて感じ、心から感謝、感謝です♪
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