2012年1月26日

バリ生活 昨日から風が強い…

約1ヶ月間、毎日雨が降り、やっと降らなくなったと思ったら強風…
何年か前には南の海岸から竜巻が通り抜け、デンパサールの友達の会社の倉庫の屋根が吹き飛んだし、一昨年だったか、ウブドからちょっと北上したとこで竜巻が発生、友達の家の瓦が吹き飛んだ。
そして昨日は、隣村で道路沿いの大きな看板が倒れ、下を走ってたバイクの人に直撃、亡くなったそう…道沿いの椰子の木もワッサワッサと大揺れしてるので、椰子の実が落ちてくるのではないかと、上を見ながらバイクを走らせています。
ワヤンいわく、イムレック(旧正月)の頃はいつも風が強いんだとか…確かに3日前の23日はイムレックで祝日でした。
覚えておこう、旧正月は風が強い。

2012年1月24日

バリ お祭りカレンダー2012 BALI Calender

毎年恒例やったのに忘れてました、遅くなりましたが今年のバリのお祭りカレンダーです。
あと1週間ほどで、いきなりガルンガン(お盆)がやってきます…
と言うのも、バリの祭事は主に210日を1年としたウク暦で行われるので、7ヶ月ごとにやってくるのです。
もうすぐ実家通いが始まります…ガルンガンは1年で一番大きなお祭り事なので、気合入れなきゃ…です、ハイ(自分に言い聞かせている…)。

1月11日 プサ寺院★
1月17日 ダラム寺院★
2月 1日 ガルンガン(お盆)
2月11日 クニンガン(お盆明け)&ブキッ・ランキアン寺院★
2月21日 バトゥアン寺院★
2月23日 ブキッ・ジャティ寺院★
3月23日 ニュピ(お正月)
3月27日 ブキッ・バトゥ寺院★
4 月6日 ブサキ寺院(総本山のお祭り)
6月16日 サラスワティ(学問の神様に感謝の祈り)
6月20日 パグルウェシ
6月30日 ブキッ・トゥガ寺院★
8月 8日 プサ寺院★
8月14日 ダラム寺院★
8月29日 ガルンガン(お盆)
9月 8日 クニンガン(お盆明け)&ブキッ・ランキアン寺院★
9月18日 バトゥアン寺院★
9月20日 ブキッ・ジャティ寺院★
10月23日 ブキッ・バトゥ寺院★
                     (★はうちの村のお寺のお祭り)



2012年1月2日

バリ生活 今年の年越しはパダンバイで。

昨年5月に奈良の父が他界しましたので、新年のご挨拶を遠慮させていただきます。

たくさんの生命と生活が奪われた昨年3月11日以来、いろいろ考える日々を過ごしています。
そしてなるべく地球に負担をかけないで暮らしていきたいと思うようになりました。
今も続く放射能汚染…原発はエネルギーの問題でなく命の問題だと思えてきます。
いつもまずは地球にとってどうかを考えてみる♪
地球本位でいると自分のどうってことのない欲は不思議と消えてしまい、自分も自然の一部で包まれているような安らかに気持ちになって、シンプルな生活を送りつつある今日この頃です。

今年はお寺で年越ししました。
バリ東部のパダンバイというダイビングなどが有名な港町のはずれにある『PURA SILAYUKTI(シラユッティ寺院)』。
ワヤンが昨年からはまっている『笑うヨガ』(お腹から笑うように声を出すのが体にいいというヨガ)の先生や友達家族と一緒に年越しお祈りして
、翌朝は海岸で引き揚げられたばかりお魚を焼いて食べようという企画でした。

お寺で寝ると言うので子供は無理だしワヤンだけ参加だと思っていたのですが、友達家族が宿をとるというので便乗することになり急遽私たちも参加。
ところが、いざパダンバイに着いてみると、花火と賑やかな音楽でお祭り騒ぎ。
私が嫁いできた13年くらい前のバリは、お正月と言っても普段と全く変わりのない日だったのですが、徐々に友達同士で宴会したり、村の集会所でも子供たちが踊るイベントがあったりするようになり、昨年くらいからは花火を買って打ち上げる人が一気に増えました。
パダンバイは湾になっていて、北側の丘の上に位置するこのお寺から、町と港の明かりがキラキラ映る海を見下ろし、向こう側の岸から打ち上げられる数々の花火がめちゃくちゃ綺麗で、子供たちとずっと見惚れていました。

お祈りが終わってもいっこうに宿に移る気配がないなぁと思っていたら、宿をとってもこの騒々しさの中で寝れないだろうと、私の知らない間にバリ人同士で話がまとまっていたらしく…初めてお寺にお泊まりするはめに。
体には虫除けをつけていたのだけど、塗り忘れた顔をいくつも刺され痒くて痒くて寝られない私の横で子供たちは爆睡!!…はぁすっかりバリっ子やなぁとたくましく思いながら、体は痛いし、夜中にお祈りに来た団体はすぐそこで花火を上げるしうるさくてうるさくて、私はほとんど寝られずしとしと雨のなか朝を迎えました。
今年も日の出は見られず、魚を焼いてる途中で分厚い雲の上からからやっと太陽が出てきました。

その後は、アグン山のふもとに住む友達の家に寄ることになったのですが、ここがまたすごい感動…英語で『スネークフルーツ』と呼ばれる『サラック』の産地で、途中から舗装されてない道をどんどん入る、右も左も曲がってもサラック、サラック、サラック…サラック林の中にあるお家でした。
山のようなサラックと、掘ったばかりのさつま芋を茹でて出してくれ、朝の魚の残りでスープと、そこで採れたぜんまいの炒め物で昼食をごちそうになって、最後にまた山のようなサラックをおみやげにもらい、自然の恵みをたくさんいただいた1日になりました。

そして夜7時頃家に戻ると、子供たちのおもちゃと化したホワイトボードにこんなメッセージと絵が…
訊けば久しぶりに家を留守にするのを不安に思った息子が、出かける前に娘と一緒に書いて行ったらしいのです(親は二人とも全く知らず)。
我が家の前で馬(注:犬ではありません…笑)に乗った神様が祈っている絵と、メッセージは…
”神様がこの家を守っていてくれますように”

今年もよろしくお願いいたします。