2011年10月13日

バリ生活 強い地震~地震に慣れてないバリの人たち

今日11時16分(日本時間12時16分)頃、洗面台を洗おうと重曹をふりかけていた時、揺れが来た。
一度すぐに止まりかけたけど、また揺れはじめ、思わず裸足のまま外に飛び出した。
うちの裏手にある小学校でも子供たちが外で、空き缶やら竹筒などをトントン鳴らして大騒ぎ…
あとで聞いたのだけど、災害を知らせる習慣なんだとか。
バリに来てからこんなに強く長い揺れは初めてだと思う、怖かった…
島の南東沖を震源とするマグニチュード6.8の地震。
めったに地震のない島だったけど、最近その辺を震源とする地震が時々ある。

ワヤンは、仕事に出かけていて、ウブドにいる頃かなと思っていたけど、電話がかかってきて、デンパサール市場にいるとのことだった。
デンパサール市場はバリの台所と言われる中央市場、ここより震源に近いからもっと揺れたに違いない…市場内、すんごいパニックだったと言う。
駐車場にいたワヤンいわく、アリのように人が建物から飛び出してきたらしい。
幸いにして大きな被害は出なかったよう。

子供たちはウブドの学校で勉強中のこと、地震発生から1時間半ほど経った頃、迎えに来るようにと学校から連絡が入る…地震直後からパニックになった親が、随時迎えに来ていたらしい。

息子は今年小4になって2階の教室になっていたので、これまた皆(先生も!!)かなりパニックになって、普段から譲り合い精神のない『我先に』『行ったもん勝ち』のバリ人、出口に殺到したらしい。
一番後ろにいたわが息子の腕が、壁と扉にはさまってしまったらしく、扉にすれた痕をいくつもつけて帰ってきた、本人はいたって元気なのだけど、見た目がちょっと痛々しくてかわいそう。
役所や警察が被害状況をチェックしにまわって来たらしく、息子のケガの写真を撮っていったようなので、もしかしたら負傷者の一人に入っちゃうかもねと苦笑…

小2の娘はママと寝たいなぁ、また地震来たら怖いなぁと言いながら寝床に…

そんな大騒ぎした私たち、夕方の余震(M5.6)の方はまーったく知りませんでした。