2012年9月30日

バリ生活 ソープナッツ(せっけんの実)のチカラ



ソープナッツ、日本ではムクロジと呼ばれるそうで、実の中にある黒くて硬い種は羽子板の羽根の玉や数珠に使われているそう…種を除いた実を乾燥させて水につけると、なんと洗剤になるのです!!だから"Soap Nut"。

昨年の大震災後、地球のことを思ううち、まず始めたのは節電とゴミ減らし。
もうだいぶ前からエコバッグをよくいただくので、てっきり日本では皆さん愛用されてるのかと思いきや、7年ぶりに帰国した時にほとんど目にしなかったので意外に思った記憶もまだ新しいうちに、このド田舎の我が村、数十年前の日本を思い起こすようなバリの我が町でエコバッグを使い始めてみました。
ここでは万引き防止のため、スーパーなどでは入り口でバッグやジャケットなど荷物を全部預けないといけないところもまだまだ多いし、バッグ持ってるからここにって言っても???な顔されてわざわざビニル袋に入れてくれる人もいるし、徹底するのは難しいけれどできるとこからちょっとずつめげずに続けてます。

そうするとゴミが気になりだし、次に試みたのは布ナプキン。聞いたことはあったけどどうすればいいかなと思っていたら、すごいタイミングでたった一度立ち寄ったオーガニック・マーケットで売っていて即購入。それだけでは足りなかったので、只今自分で製作中…。

そして洗剤に…ソープナッツと出会ったのはほぼ半年前、友達からおしえてもらい、袋にいっぱい入った乾燥させた実をワヤンがエコランドリーで買ってきてくれました。
昔はウブドでも川岸などに自然に植わっていたそうで、マンディ(水浴び)や洗濯、大事なバティックを洗ったりしていたそうですが、今はなかなか見当たりません。

洗濯に使い始めて1週間くらい、たぶん洗濯槽にこびりついていた石鹸垢みたいなものの塊りがポロポロはがれているのです。初めは、洗濯機の部品が壊れて砕けた欠片かと思ったのだけど(もう12年使っている…)、でも硬いものではなくポロポロつぶれるものが毎日ずーっと出てくるのです。
以前に奈良の母から送ってもらった洗濯槽クリーナーを使った時には、茶色の薄い膜みたいな水垢が取れただけだったのに、です。
でもその時はまだ半信半疑、あれはやっぱり汚れだったんだと思うようになったのは、つい最近…ソープナッツで洗濯して一晩干すのを忘れてしまった翌朝。うちの水は汲み上げた井戸水を使っているので服とか濡れたままにしていると数時間ほどで臭ってくるのに、一晩たってても全く臭ってないのでびっくり!…ちゃんと除菌されているのだと実感しました。

洗濯だけではなく、お皿洗いにも使っているのですが、油っこい食事の多いバリごはんの後片付けもすっきりです。
もちろん水洗いだけで十分きれいになるものはすぐに洗うようにして、油汚れを広げないようにしたり、揚げ物した後そのまま同じ鍋で炒め物をしたり、工夫をしながらエコライフにはまっています♪

2012年9月2日

バリ 本日の両替レート(RUPIAH RATE)

ウブドで両替するのに一番安心な赤ちょうちんの老舗両替屋"Dirgahayu"のウェブサイトでは、両替レートが随時更新されています。↓