2013年1月12日

バリ生活 今度は奉納の舞『ルジャン』を踊る娘たち。


今日は学問の神様『サラスワティ』に感謝する日で、子供たちは学校に行ってお祈りをします。
そこで、今回初めて『ルジャン』というお寺のお祭りなどで踊られている奉納の舞を、娘たち3~4年生の十数人が踊るというので、これは見に行かなければ、とまたまたステージママの血が沸々と…
というか、『衣装は自前の白の正装で帯は黄色を、頭にはルジャンの被り物を各自用意してくるように』とお達しがあったのが昨日だったので、どこで調達するのか?メイクは?とか、日本人母は急な用意にオロオロ…わかるところまでは用意して行けば、あとは学校で先生がやってくれるのでは?という甘い考えで、迎えた翌朝。
自分もついて行くなら正装しなきゃいけないし、バタバタと用意して学校に着くと、そこにはすでに綺麗に花で飾りつけた真新しい被り物にばっちりメイクの子供たちが勢ぞろい…
うちは結局、村でいつも踊りの世話をしている人に泣きついて、2年前の大きなお祭りで使った被り物を貸してもらったので、ちょっと黄ばんでいるものを用意、たまたまうちにあったお供え用の花を持って行き、メイクは嫌がる娘に言われたファンデーションとリップスティックだけ…であたふたとバリ人ママに手伝ってもらいながら、なんとか準備完了。
娘の被り物はちっちゃめだったので踊っているうちに落ちないか心配だったけど、無事に踊り終え、子供たちの学校で初めてお祈りを捧げました。
日本人ステージママは娘がちょっと踊るだけでも大騒ぎです;


2013年1月1日

バリ生活 ステージママな年明け

バリ在住の子供たちの演目はPanyembrama(パンニャンブラマ)

あけましておめでとうございます。
2013年は、娘のバリ舞踊公演で幕が明けました。

日本で公演活動している日本人によるガムラン音楽&バリ舞踊のグループ『Bapang Sari』が、お正月にバリ特別公演しはるんやけど一緒にどう?と、声をかけてもらったのが2ヶ月前…
娘は、幼稚園の時に1年半ほど踊りを習いに行ってたけど、小学校に入ってからは余裕がなくて通えず、授業で週に1~2回踊るだけになっていたので、嫌がるかと思ったけれど、ウブドの友達と皆で毎週末に練習できるということで、案外すんなりとやるって言ってくれて特訓が始まりました。
 
          

毎週土日、ウブド王宮内で地元の子供たちに踊りをおしえている先生を訪ねて、通常の練習の後に特別レッスンをしてもらっていました。
ウブド王宮では観光客の多さにびっくり、お客さんの前で踊るのが初めてだった娘は恥ずかしそうだったけど、いつしかそれにも慣れて、カメラを向けられても平然と踊るようになって、踊り子ってこういう場数を踏んでいくもんなんだなぁと思ったりしていました。
そして本番が近づくにつれ、ケガや病気をしないように気を遣うようになり、年末には日本から続々と参加者が到着し、通しのリハーサルにも参加、見ている親の方がすごい緊張…気がつけばすっかりステージママと化していました。

リハーサル1日目

バリの正月と言えば雨季の真っ只中、天気もあぶなかったけど、昼間お化粧&着付けをしてもらっている時に降った雨はあがり、本番中は曇ってはいたものの何とか降られずに無事終わりました。
小学校1、3、5年生がそれぞれ2人ずつと5歳の子が1人、当初はなかなか踊りを覚えられず、観客の後ろで先生に見本で踊っておいてもらうかとか言ってたくらいだったけど、いつの間にか先生なしでも踊りきれるようになっていて、本番でも真っ白になることもなくしっかり踊る姿は本当に感動ものでした。

公演の最後に子供たち7人も再登場してあいさつ
終わった後、親の方が抜け殻のようになったことは言うまでもなく…今年もよろしくお願いいたします。