散ったジュプンの花々、雨が降った後は特にいっぱい |
白と黄色は神聖な色でもあり、お供えにはかかせない花なので、バリの家ではたいてい庭にジュプンの木が植わっています。
ただ、お供えには散った花は使えません。
でも枯れて散るわけではなく、こんなにきれいなままなので、枯れ葉と一緒に捨てるのはもったいなく、それを階段に敷き詰めて飾っているレストランもあったり、スパなんかではお風呂に浮かべてフラワーバスに使われてたり、とってもいい香りなのです。
そして、1、2日するとだんだん茶色くなってきて、乾いたものはアロマオイルに加工できます。
そのために、各家に買い集めにやってくる人がいるので、どこの家庭でもたいてい散ったジュプンを干している光景を目にします。
うちはワヤンがお水の販売を始める前くらいに自分でお線香を作りたいと言って集め始めたのがきっかけで、この間米袋にいっぱいになり、今は忙しくお線香作りは見送りと言うので、買い取ってもらいました、1キロ9万ルピア(約800円)。
少し前はピークで1キロ15万ルピア(約1300円)もの高値がついてらしく、他人の家のジュプンの木を勝手に揺さぶってわざと花を落として持ち帰る人まで出現し、社会問題にもなれ兼ねないくらいエスカレートしているジュプン拾い…神聖なお花だということを忘れずに、まずはお供えしましょうよ♪
毎夕する家の前のお供えも翌朝にはジュプンだけがなくなっている… |
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