2016年10月5日

バリ嫁生活 親戚寺オダラン後の恒例料理”バナナのスープ”

オダラン(お寺のお祭り)が終わった翌日は皆で片づけ。
お供え物をばらして果物、お菓子、ご飯、お米、卵、肉など食べ物は神様の食べ残しで縁起物となるのですが、腐っているものやカビの生えてるものや飾りは捨て、葉や竹で作られた入れ物はやぶれていなければ洗ってまた使います。
その縁起物で一番多いのがバナナ、バナナと言ってもバリには数十種類もあるのですが、お寺のお供えによく使われるのはそのままでは固くて美味しくない種類なので、なんと野菜としてスープに入れられて、片づけ日のお昼ご飯になるのが我が親戚寺での恒例です。

残りを子供たち用にちょっともらって帰ろうとしたら、
全部持って行けと、鍋いっぱい分持たされてしまいました^^;

バリのスープは、玉ネギ(小さくて紫色)とニンニクと唐辛子に、ターメリックやショウガなどショウガ科のものが4種類入るのが基本で、黄色くて透明の辛いスープです。
それにバナナ?!と思うのですが味がすごいしみてホクホク美味しいのです。
バナナの他の果物でも、若いジャックフルーツや青いパパイヤも、黄色いスープの具になったり、細かく刻んでお肉との和え物(Lawar)やバナナの葉の包み焼(Pepes)などになります。

今回のオダランは、1年半前の盛大なお祭りの続きで最後の儀式があり、大きなオダランだったので、山のようなお供え物のばらしと、山のような入れ物を洗って天日に干して、乾いたものから集めて種類ごとにまとめて…と親戚総出で丸1日かかる片づけも、バナナのスープが楽しみで何とか頑張れたような感じです^^;

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