この写真は昨年のウブド王様のお葬式の時のバデ(遺体を火葬場まで運ぶおみこしのようなもの)、今回のプリアタン王様のバデはなんと高さが27メートルもあるらしいです。
そして火葬場に着いたら遺体を『Lembu』と呼ばれる牛の背中に移し変えてお供え物と供に牛ごと火葬されます。
プリアタン王様の牛は白で、これも今まで見たことのない高さのあるものが作られているそうです。
火葬場までの間、村民に対する王様の思いを断ち切るために、お坊さんが龍に乗って聖水をふりまく、これは地位のある人のお葬式でしか見れない『NagaBanda』というものです。
今回の龍はウブド王宮の近くで作られていたので、プリアタンに移す儀式が昨日行われて、なんと象2匹と馬4匹を連れた大行列だったらしいです。
お葬式も大名行列かだんじりかというような盛大で華やかな儀式、道路は閉鎖され、電気も切られます。
バリでは人生最大の儀式がお葬式。たくさんの人に見送られ、無事次のステージに行ける(生まれ変わる)と信じられているので、タイミングが合う方はぜひ見に行ってみてはいかがでしょうか。
但し、この日のプリアタン(ウブド)付近は大渋滞が予想されますので、くれぐれもご注意下さい。
2010年10月30日
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